itosui: 2007年11月アーカイブ

最近、あるところの研究で、脱毛の原因となるたんぱく質が発見されました。また、このたんぱく質の働きを抑える物質を、生薬や植物、海藻など約300種類の候補から探し出し、オキナワモズクの抽出成分が有効であることも見つけた、としています。育毛・薄毛に悩む人には朗報かもしれません。


「オキナワモズク」の抽出物を、頭部で毛を作り出す毛乳頭細胞などに作用させると、脱毛の原因となるたんぱく質の生成が抑制され、それにより脱毛を防ぐことが可能になる実験結果が出ています。近いうちにこのオキナワモズクを応用した、育毛・薄毛のための薬が開発されるようです。


以前から、海草が育毛・薄毛に効果的、と言われていましたが、そのなかでも、オキナワモズクが効果がある、ということの立証ともいえるようです。
しかし、食べる、ということでは、果たして、海草は育毛・薄毛に効果があるのでしょうか?


育毛・薄毛のためには、たんぱく質の過不足ない摂取が必須条件となります。海草類が髪によいというのは、たんぱく質の適切な摂取があってこそとなります。髪のツヤをよくし、白髪も防ぐといわれるミネラルやヨードが海草には豊富に含まれていても、50gや100gの海草に含まれるミネラルやヨードの量は僅かです。毎日、ワカメの味噌汁を飲み、海草サラダを食べるくらいでは、育毛・薄毛に即効果が現れると言うものでもないのです。


毎日、適度にワカメやこんぶを食べると同時に、たんぱく質の摂取も欠かさない栄養のバランスに気をつけることが第一です。

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