育毛・薄毛の注意点の最近のブログ記事
抜け毛の種類はさまざまで種類がいろいろあります。
ですので抜け毛の種類によって悩みは大きく違ってきます。
突然髪の毛が10円玉くらいの大きさで抜け毛になってしまいます。これは円形脱毛症とよばれ、自覚症状がなく突然に起こります。一部の頭皮以外にも頭髪が全部抜けてしまうこともあります。まつ毛や眉毛など体のあらゆる部分で起こる場合もあります。
そして、次は総粘性脱毛症です。これは男性ホルモンや遺伝によって起こります。
抜け毛の遺伝的要素をもった男性におこる抜け毛です。頭のてっぺんから前側にかけて、髪の毛が育ちにくくなります。発毛のサイクルが乱れ薄毛になってしまう状態です。
ひこう性脱毛症は粃糠性脱毛症のことを指します。これはフケが原因の脱毛症で、フケが頭の毛穴をふさいでしまって、毛が生えにくくさせてしまいます。ひこう性脱毛症の原因はヘアカラーやシャンプーなどで起こるのが原因です。
一番気を付けなければいけないのが毎日のシャンプーです。
洗い過ぎると頭皮を傷つけ、乾燥が始まり、頭皮脂分泌の異常を招き髪の毛に十分な栄養がいかないのです。結果的に、髪の毛が痩せてしまい、抜け落ちてしまいます。癬はセンと読みますが、これはタムシの意味で頭部白癬の脱毛の原因です。
インキンタムシや水虫の人が自分の手についた菌を頭に移してしまうのが原因です。これは白癬菌という菌の種類が原因です。白癬菌の根本的な治療をしなければ頭部白癬の脱毛症は治りません。
正しい育毛・薄毛の対策として、正しいヘアケアを心がけることがまず第一です。ヘアケアのためには、正しい洗髪を行うことも心がけなければいけません。
まず、洗髪を行う前に、フケを浮かすため、とがったブラシで頭皮をブラッシングするとか、皮脂をしっかりと溶かすため、頭皮全体にオイルを塗る、などといわれますが、間違いです。頭皮のブラッシングは傷をつけるだけですし、良質な洗髪剤を使用すれば不要な皮脂はそれだけで充分に落とせます。頭皮を傷つけるのは、育毛・薄毛によくないのは言うまでもありません。
髪を濡らす際は、充分に髪と頭皮全体を濡らします。このとき、お湯は熱すぎても、冷たすぎてもいけません。
髪を洗う際は、石鹸にしろ、シャンプーにしろ、良質なものを使うようにします。石鹸の場合、直接肌にすりこまずに、よく泡立てて洗髪を行うようにします。「育毛シャンプー」、「育毛石けん」と謳っているものの中には、「有効成分を頭皮に浸透させるために、頭皮につけてしばらくそのまま時間をおいてください」と謳っているものがありますが、毛穴に石鹸カスが残る可能性があるので、やめるべきです。
洗髪は、あまり時間をかける必要はありませんが、古い皮脂を落とすため、ある程度、頭皮は強くゴシゴシと洗う必要うがあります。抜け毛を気にして、あまり力を入れて洗わない人がいますが、ある程度毛が抜けるのは仕方ないことなのです。育毛・薄毛に対して、毛が抜けることを気にすることが多いですが、一日50~60本くらい毛が抜けるのは普通のことです。
洗髪の後、すすぎは充分に行うことです。
髪をきれいに保つために、朝シャンを行う人がいますが、育毛・薄毛のためのケアとしては、よくありません。朝シャンは、時間がないので、すすぎに時間をかけることが出来ないからです。すすぎは、洗髪でも大事なのです。
洗髪の後は、自然に乾かすのでなく、ドライヤーなどで早く乾かすのがよいでしょう。濡れたまま放っておくと、蒸れやすいですし、雑菌が繁殖する恐れもあります。ドライヤーは、育毛・薄毛に悪影響と思いがちですが、適度に使うと良い効果をもたらすのです。
正しい洗髪が、正しい育毛・薄毛対策の第一歩なのです。
育毛・薄毛に関する相談で、いろいろ調べてみると、毛髪診断士の肩書きを持つ人に出会ったりします。こうした肩書きなら、安心してアドバイスを受けられる、と思う人もいることでしょうが、育毛・薄毛については、皮膚科の医師などが本来の専門家であり、毛髪診断士というものは、単に育毛・薄毛に関する講習会を受けた証明、というだけで、あまり惑わされないようにしましょう。
同じように、数多くの育毛剤、養毛剤などが出回っていますが、こうしたものも、けっして信頼できる薬ではない、ということを頭に入れて、育毛・薄毛についてのケアを行わなければいけません。育毛剤、育毛シャンプーなどは、あくまで化粧品メーカーが作った化粧品であり、製薬会社の薬ではない、ということです。ですから、育毛・薄毛に即効果がある、と過信してしまい、過剰に使用したりすると、かえって逆効果となり、脱毛を増やしてしまうこともあるのです。
要は、あまり過信せずに、自分にあったものを選ぶことです。
育毛・薄毛に対しては、頭皮の改善だけでは不十分です。頭皮の改善も必要ですが、栄養素を髪に十分に供給できる健康な体を保つことが大切です。不健康な体では自分に合った育毛剤でも効果が半減します。 また、飲む育毛剤というものもありますので、これまでの育毛剤で効果が出なかった場合は試してみるとよいでしょう。